コンポーネントカタログ
汎用大型回折計
様々な回折散乱実験を行う。
1. 手法・使用方法
2つの同軸の回転ステージを使って、試料などの角度調整と検出器の角度調整を行う。
本装置は、 単体で使用可能であるが、他装置と組合せることも可能である。
2. 外観図・寸法等
現在設計中のため詳細寸法は未定。
2θアームの長さ:1m
ω軸回転面から光軸までの高さ:330 mm
なお、回折計完成時にはCAD図面を公開する予定。
3. 試料環境 (試料を導入する装置の場合)
(例: 試料の状態、 サイズ、 真空度、 等)
必要に応じて、回転ステージ上に試料環境を制御する装置を搭載可能。
4. 付属するステージ・計測器類のスペック
(例: 駆動軸名・分解能・ストローク 等)
ω軸:±180°、1°/20,000ハーフパルス(予定)
2θ軸:±180°、1°/20,000ハーフパルス(予定)
2θアーム先端の最大荷重:20kg
ω軸の最大荷重:500kg程度
5. その他
・ 2012年5月以降に使用可能予定。
・本回折計は、将来オイラークレードルを取り付けることで、4軸回折計として使用可能である。
・相補的な装置として、別途5軸回折計を整備中である。
本装置は
「SACLA利用装置提案課題」によって、整備が進められています。