時間分解溶液散乱測定用溶液試料循環装置
溶液試料を時間分解X線測定します。
1. 手法・使用方法
本装置では、マグネチックギアポンプを用いて大気環境のもとで溶液試料を循環させ、サファイアノズル先端部から噴出した試料に可視・紫外光とX線とを交互に照射することにより、可視・紫外光によって励起された溶液中の分子の構造・電子状態の変化をX線散乱、X線蛍光等により検出します。
2.外観図・寸法等
(1) 光学定盤
左:溶液循環装置の全体図 右:サファイアノズルの拡大図
3. その他
汎用多軸回折計に設置して使用します。
本装置は
「SACLA利用装置提案課題」によって、整備が進められています。